メスを使わないエイジングケア
ヒアルロン酸注入治療は、医療用のヒアルロン酸を皮膚に注入し、ほうれい線のしわ・まぶたや頬のくぼみ、クマなどシワやくぼみや凹み(溝)にボリュームを出す切らないエイジングケアです。
ヒアルロン酸はコラーゲンと同じく、肌のハリや潤いを保つ成分です。しかし、ヒアルロン酸は加齢とともに減少するため、肌のハリを保てなくなり、やがてはほうれい線やしわの原因になってしまいます。
下まぶたのクマやゴルゴ線、頬の外側には皮膚と皮下組織を固定するための靭帯があり、これが加齢に伴いくぼみやすくなることで疲れた表情にも見えてしまいます。
弾力を失い、溝になってしまった部位にヒアルロン皮膚充填剤(医療用のヒアルロン酸)を注入することで、ほうれい線のしわ・まぶたやこめかみ・額・頬・アゴのくぼみ、クマなどシワや溝(凹み)が目立たなくなり、若々しいお顔になります。
また、加齢とともにボリュームがなくなりごつごつしてきた手の甲にもヒアルロン酸を注入は効果的です。ふっくらとしたお手元にすることが可能です。
注入の時間は5分~10分ほど。個人差がありますが、痛みや腫れ、ダウンタイムがほとんどなく効果をすぐに実感できるエイジングケアとして人気の施術です。
たるみの原因
年齢を重ねるとともに気になってくるのが、「たるみ」です。たるみは、実際の年齢より老けて見えたり、疲れているように見えたり、マイナスのイメージにつながります。
深いしわや溝、たるみなどの老化現象は、皮膚だけではなく骨格や、筋肉、皮下組織を含む顔全体の組織の構造が、加齢により立体的に変化することによって起こります。
骨格 |
筋肉 |
皮下脂肪 |
皮膚 |
損失、後退 |
肥大、収縮 |
減少、下垂 |
しわ、下垂、皮膚質の悪化 |
加齢によって肌の弾力が低下する
コラーゲンやエラスチンなど、真皮層で肌のハリを支えている成分量が減少したり、質が変化したりして、ばねのような役割を果たすことができなくなり、肌の弾力がなくなります。
顔の筋肉力の低下
顔には、喜怒哀楽などを作る表情筋、眉毛を動かす皺眉筋(すうびきん)、目を閉じるための眼輪筋などたくさんの筋肉がありますが、年を重ねることによってこれらの筋力が衰え、重力の影響で脂肪が下がってしまいます。
また、年齢とともに代謝が衰え皮下脂肪も、減少していきます。
特に表情筋は、皮膚に停止部を持つため表情筋の衰えは、お顔のたるみに直結した要因になります。
この他にも、肌の乾燥、紫外線、喫煙やストレスなどの生活習慣も老化につながり、たるみの原因になります。
こうした症状を改善するには、しわそのものにヒアルロン酸を注入するのではなく、しわの原因となる下垂などの組織の位置移動を考慮し、顔全体を捉えた立体的な施術が必要です。
当院では異なるヒアルロン酸を組み合わせて注入するトータルフェイシャルトリートメントも導入しております。
ヒアルロン酸注入が適する
部位と注入量の目安
ヒアルロン酸注入は、ほうれい線のしわ・まぶたや額、頬、こめかみ、あごのくぼみや目の周りのたるみ、ゴルゴ線、目の下のクマの解消に適しています。
手の甲には片手に対して1~2mlほどの注入を行います。
大塚美容形成外科では、部位や目的、持続期間などご希望に合わせ、 硬さ、粘稠性、凝集性、組織親和性、吸水性、形成性、濃度、リフト力、持続性などが異なるヒアルロン酸を使い分けしています。
For Beauty
より効果を実感していただくために
個人差がありますが、ヒアルロン酸注入は、1年半おきくらいに治療を受けていただくと、良好な状態を維持できます。
またヒアルロン酸は吸収されて無くなりますので、本数や回数の制限もありません。
ただし、頬やほうれい線や唇にたくさんのヒアルロン酸を注入すると、とても不自然な顔になります。単に多く注入したり回数を増やせばいいのではなく、必要な部位に適切な量を注入することが大切です。
ダウンタイムについて
よくあるご質問
ヒアルロン酸の治療後に気をつけることはありますか?
施術後は注入部位の血行がよくなると腫れや赤み、かゆみが出る可能性がありますので、施術後24時間は飲酒や激しい運動、サウナなど体が温まるようなことは避けて下さい。ただし、シャワー浴は可能です。
注入部位は針孔が出来ているので注入直後のメイクはお控えください。
また、顔のエステやマッサージは最低2週間はお控え下さい。注入直後はヒアルロン酸がマッサージによって移動する可能性があります。
レーザー治療の施術は、ヒアルロン酸注入当日一緒に施術できますか?
レーザー治療やヒアルロン酸の治療は皮膚の表面に傷がある状態では受けるべきではありません。フォトフェイシャルやレーザー治療では皮膚の表面に炎症が起き、ヒアルロン酸治療でも皮膚の表面に針孔ができます。他の施術を同時に受けるべきではありません。
術後の内出血・傷跡について
内出血が起きる頻度は注入する部位によって変わってきます。ほうれい線など浅い部分に注入する場合は高確率で起きてしまいますが、リフトアップするような注入の場合はほぼ起きません。また、カニューレ針を使うことで内出血の確立を下げることも出来ます。
針後は施術後2~3日程度で気にならなくなります。内出血が起きた場合は10日ほどで薄くなります。
ヒアルロン酸注入 |
1本・1ml |
¥88,000 (厚生労働省認可) ¥88,000 (FDA認可) ¥110,000 (厚生労働省認可・長期持続型)
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※【札幌院限定】2本目から半額
【注入で使用する特殊な注射針】
カニューレ針 1本 ¥7,700
※自由診療のため保険適用外となります。
※価格は全て税込価格です。