- 施術詳細(リスクと副作用)
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治療名
ニキビ内服治療
治療薬
ロアキュタン
費用
リスク
催奇形性、うつ症状がある方の場合に症状の悪化
副作用
1.皮膚(特に口周り)の乾燥
2.中性脂肪の上昇
3.結膜炎、眼瞼炎、霰粒腫、麦粒腫
リスクに対する予防
催奇形性があるので治療期間中は避妊する必要があります。うつ症状に対して神経内科から内服治療を受けている方は薬の相互作用があることを説明しています。症状が強い場合にはロアキュタンの処方が出来ないこともあります。
副作用に対する予防
治療期間中は顔面の皮膚が乾燥するので保湿剤を同時に使用していただきます。当院では肌にやさしい保湿剤をご用意しています。
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ドクターコメント
大塚院院長
石井 秀典 医学博士
今回のモニターさんは17歳です。ニキビは頬全体とおでこ、こめかみの部位にあり、以前から治らない、ということで相談に来られました。
以前に皮膚科での治療経験があり、ビタミン剤の内服と軟膏治療をしていたようですが改善しないため治療を中断してしまったようです。ニキビは、15歳ごろに出来始めたようなので約1年以上続いていることになります。
治療法は内服薬と保湿目的の基礎化粧品のみです。ただし治療を開始したらすぐに良くなるわけではありません。約6カ月の治療期間が必要です。
治療前と比べると赤いニキビが減ってきているのがわかると思います。ニキビの原因である脂腺の活動が抑えられ、炎症が改善してきています。治療はもう少し必要ですが、このまま続けて行けばデコボコ肌にならないで、更に症状が改善していくと思われます。