MT法とは切らないで目の開きを良くする施術です。目の開きは生まれつき弱い方と加齢により弱くなる方がいますが、どちらの方でもMT法で改善することができます。また、MT法はまぶたの裏側から筋肉を縮めて縫合するので皮膚側にできる傷はありません。
眼瞼下垂の治療は本来は切開する方法が主流ですが、術後の腫れる期間が長いため仕事の関係などで長期の休みが取りにくく切開の手術をお受けできない方も多くいらっしゃいますが、そのような方でもMT法ならばダウンタイムを抑えることができます。
ミューラー筋タッキング法(MT法)の最大の特徴は、患部が腫れにくく仕上がった完成形を手術中に確認できることです。
MT法は手術と同時に二重まぶたを形成するケースが多いため、埋没法と組み合わせた手術がよく行われています。大塚美容形成外科の埋没法は2点留め・3点連結法(フォーエバーブリリアント埋没法※)という線で固定する埋没法なので、取れにくいという特徴があります。
また、MT法とフォーエバーブリリアント埋没法の組み合わせだとほとんど腫れないため、手術中に患者さまが鏡を見ながら、術後はどのような目になるかを腫れていない状態で確認できます。確認時の糸は仮留め状態のため、その後の微調整も可能です。なので患者様が納得した状態で仕上げられるため満足度が高く、安心して受けていただくことができます。
通常のMT法では筋肉を縮める糸で二重まで固定する方法が主流ですが、この方法だと糸をしっかりと結ぶことができません。もしも、糸を強く結んでしまうと目の開きが悪くなってしまう可能性もあるため緩めに固定することが多いです。そうすると二重の固定としては弱くなるので二重が取れやすいという欠点があります。
当院のMT法は筋肉を縮めて固定する糸と二重を固定する糸を分けていますので、どちらも適度な力で固定することができます。大塚式のMT法のこだわりは目の開きはしっかりとして、二重も取れにくい結果となることを目指しています。
施術時間 | 40分 |
術後の腫れ | 2週間(軽い腫れは1~2ヶ月程度) |
施術の痛み | なし |
入院・通院 | 不要 |
麻酔 | 点眼麻酔と局所麻酔 |
洗顔 | 当日可 |
シャワー・入浴 | シャワー:当日可 軽い入浴:当日可 |
メイク | 2日後から |
コンタクトレンズ | 手術当日のレンズ使用は避け、2~3日目以降にします。 |
施術名 | 場所 | 定価(税抜) |
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ミューラー筋タッキング法(MT法) | 片目 | ¥150,000 |
両目 | ¥250,000 |
帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 21年