目頭切開とは、「蒙古ヒダ」と呼ばれる目頭に被さってる皮膚を取り除いて、目頭の内側にある白目や白目の端にあるピンク色の部分(涙丘)を見せることで、目の横幅を大きくする施術です。
目頭切開は、離れ目が気になる、目を大きくしたい、目力を強くしたいという方に効果的な手術です。
埋没法や切開法など二重整形との組み合わせることで、さらに目元全体を大きく見せる効果も期待できます。
また、蒙古ひだが無くなると二重のラインが広がるため、末広型の二重だった人が蒙古ヒダを取り除くことで平行二重に近づくこともあります。
目頭切開が向かない目 |
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蒙古ヒダとは、上まぶたから目頭にかけて張っているひだ状になっている皮膚のことを指します。
日本人の多くは目頭に蒙古ヒダがあるため涙丘(ピンク色の部分)が隠れてしまい、目が小さく見えたり、きつい印象を与えたりします。
また、蒙古ヒダが厚く覆いかぶさった状態で埋没法などの二重整形をすると、理想の二重の形になりづらかったり、元の目に戻りやすくなってしまいます。
目頭切開にもいくつかの方法があるので、まずは目の状態を診察した上で手術法を決めていきます。
日本人の場合、目頭~目頭までの距離は平均で34~35㎜程度といわれています。
一般的には、左右の目の幅と目の間隔が、1:1:1になることが、バランスのよい大人の目元美人を作る理想と言われていますが、目の幅+数ミリ(1mm~5mm程度)と若干広くとったほうがバランスのよい目元になる場合もあります。
当院では患者様のご希望をお伺いした上で患者様のお顔全体のバランスも考慮し、切開を行います。
24歳のモニターさんです。自然な感じで目を大きくしたいということで来院されました。元々、奥二重でまぶたの皮膚は若干厚めでした。また、蒙古ヒダは左右差があり、右の方が強い状態でした。
二重は埋没法のフォーエバーブリリアント法で末広型の二重に広げ、目頭切開はZ法で行い、右目の方を少し強めに開きました。術後1週間の抜糸時ですが、この程度の腫れならばメイクで隠せます。術後2か月ですが、傷はよく見るとまだ分かる状態です。術後6か月になると傷はほとんど分からなくなります。目を閉じても埋没法の跡も目頭切開の傷跡も全く分かりません。蒙古ヒダの左右差も解消されています。
目の間の距離は多少離れていても綺麗な方はたくさんいますが、そういう方の特徴は顔が小さくて鼻が高いことです。小顔手術と鼻の手術は大掛かりな手術となってしまいますが、二重と目頭切開だけならば、最短で美に近づきます。
当院で主に行っている目頭切開にはW法(内田法)とZ法があります。
見た目の変化はW法(内田法)の方が大きいですが、傷はZ法の方が目立ちにくい特徴があります。
医師によるカウンセリングでは、仕上がり等患者様のご希望をお伺いした上で、医師が蒙古ひだの張り具合・目元の皮膚や骨格の状態・お顔全体のバランスなどを確認した上で、最適な施術をご提案いたします。
目頭部分をアルファベットの「W」のように切開する方法です。開発者の名前をとって、内田法とも呼ばれています。
皮膚の一部を切除し、切除部分を引っ張って縫合します。
後戻りの可能性が少なく、しっかりと目頭切開の効果を感じられます。
また、目頭の蒙古ひだをきっちりと処理することにより目の横幅の長さが伸び、二重のラインも平行型になりやすくなるため、平行な二重を目指している方にもおすすめの方法です。
W法は効果も高いですが、皮膚を切除するため元に戻すことは難しいです。
また傷や腫れがz法に比べ、ダウンタイムが多少長く、手術の際の傷が最初に見えてしまいますが、目頭の皮膚は非常に薄いため、きれいに治る部分です。個人差がありますが、傷跡は半年~1年程度で見た目にも分からなくなります。
メリット |
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デメリット |
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目頭をZ型に切開し、縫合時に皮膚弁を入れ替えて縫う方法です。
皮膚を切開して、蒙古ひだを自然に切除します。
傷や腫れがW法に比べ少なく、ダウンタイムが短いのが特徴です。
傷口が目立たず自然な仕上がりとなるのが特徴ですが、変化が少なすぎたり、極端な離れ目の場合効果を感じにくくなります。
Z法は皮膚切除をほとんど必要としないため術後ある程度の状態まで修正することも可能です。
メリット |
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デメリット |
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目頭側部分切開法は目頭側の欲しい部分にのみ、メスで短い切れ目を入れ二重線を作る手術法です。
埋没法を繰り返しても深い折れ目が長続きしない、埋没法では思い描くラインがうまく作り出せない、幅は変えずに形を整えたい等、従来の手術法では難しかったお悩みにピンポイントにお答えする方法です。
全切開法のように長い切れ目を入れない為、抜糸までの期間は短く腫れも埋没法とほとんど変わりません。
翌日から洗顔・洗髪をしていただけます。
For Beauty
効果が高く、目頭切開の術式は数種類あります。それぞれの違いは「手術の傷」と「手術の効果」です。
一般的には、傷が目立つ方法では手術の効果は高くなり、傷が目立たたない方法では手術の効果は弱くなります。
「目立たないキズ」を取るか「効果を優先」するかということです。
私たち大塚のドクターが目指しているのは「効果が高く、かつ傷が目立たない施術」です。
01医師によるカウンセリング
患者様のご要望を伺い、お一人お一人の目の形や顔立ちのバランスなどを考慮し、切開する角度・ライン・長さを決めます。 決定後、マーキングと局所麻酔を行います。02切開
目頭をほんの数ミリ切開します。03完成
術後約1週間で抜糸をして終了です。術後の腫れ | 1週間程度(軽い腫れは10日程度) |
通院 | 入院不要。術後2日目に消毒、術後7日目に抜糸のための来院が必要です。 |
洗顔 | 翌日より可能 |
シャワー・入浴 | シャワーは手術翌日より可能、入浴は抜糸翌日から可能です。 |
メイク | アイメイク以外のメイクは手術当日から可能。アイメイクは抜糸が終わった翌日から可能です。 |
コンタクトレンズ | 手術当日のレンズ使用は避け、2~3日目以降にします。 |
※腫れを少なくする回復促進サプリ「シンエック」12錠(別途:¥7,700/税込)もご用意しています。
二重整形(埋没法・切開法)と目頭切開は同時に施術することが可能です。
切開法と埋没法を組み合わせることで、よりぱっちりとした大きな目になるため、目元全体の印象を大きく変えることができます。
きれいな平行型の二重をご希望する方にもおすすめです。
施術名 | 場所 | 定価(税込) |
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目頭切開法 目頭側部分切開法 (京都院のみ) |
片目 | ¥192,500 <学生料金> ¥173,250 |
両目 | ¥275,000 <学生料金> ¥247,500 |
オプション | 料金(税込) |
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34G極細麻酔針 麻酔時の痛みを軽減する極細の針 |
¥4,400 |
リラックス麻酔 麻酔時の痛みを軽減する麻酔 |
¥11,000 |
「シンエック」12錠 腫れを少なくする回復促進サプリ |
¥7,700 |
【腫れ止めセット】 34Gの麻酔針2本+シンエック12錠 |
¥14,300 |
冷却マスク | ¥1,100 |
学生の皆様は、学生証のご提示にて学生料金にて施術をお受けいただけます。
※当院では18歳未満の方は美容医療をお受けになるにあたり、全ての施術において親権者の同意書を頂いております。
小さな手術で大きな効果を
創立以来の当院の基本理念です。
患者様の心身のご負担を少しでも取り除くことができる手術の提案をし、また、患者様のご希望をきちんと理解することで、効果を導き出しています。
経験に基づく技術と豊富な症例数
1976年の大塚美容形成外科開院以来、国内外の多くの学会発表の経験があり、その研究成果や実績を活かした施術を行っています。
医師による丁寧なカウンセリング
当院では医師がカウンセリングを行っています。手術方法だけではなく、メリット・デメリットについても医師が丁寧に説明します。また手術後は、24時間受付OKのメール相談や緊急連絡先にご相談いただけます。
確立された技術力
経験を積んだ形成外科専門医・美容外科医が在籍し、日々技術力の向上に努めています。
また更なるスキルアップのため医師同士の意見交換会も実施しています。
医師が直接カウンセリングを行い
適切な治療のみご案内いたします。
無理に施術をすすめたり
当日中に契約を迫ることは一切ありません。
大塚美容形成外科は全国4院。
お近くのクリニックで、
カウンセリング・施術を
お受け下さい。
大塚美容形成外科では、2018年6月に改正・施行された「医療広告ガイドライン」遵守し、総院長石井秀典医師監修のもと、患者様に正確な情報をお伝えすることを目的とし、当サイトの運用を行っております。
監修医情報 | |
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大塚美容形成外科 総院長 石井秀典 (いしいひでのり) |
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経歴 |
2000年 帝京大学医学部 卒業/2000年 帝京大学医学部形成外科 入局 2005年 杏林大学病院 形成外科 入局 2006年 大塚美容形成外科 入局 2006年 医学博士号 学位取得 2022年 大塚美容形成外科 総院長就任 帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師 |
資格・取得専門医 | 医学博士 日本形成外科学会専門医 日本美容外科学会専門医(JSAPS認定) アラガン社ファカルティ(ボトックス・ヒアルロン酸注入指導医) |
所属学会・団体 | 日本美容外科学会(JSAPS)正会員 日本形成外科学会会員 国際形成外科学会会員 日本頭蓋顎顔面外科学会 日本創傷外科学会 |