麻酔 Q&A
タトゥー・刺青除去全般
綺麗にタトゥー(刺青)を消すにはどの施術が良いでしょうか?
小さいサイズの薄めの黒色のタトゥー(刺青)ならば、1~2回程度のQスイッチルビーレーザーの治療で綺麗に除去可能です。小さいカラフルなタトゥーをなるべく綺麗に消したいのなら「分割切除術」という複数回に渡る切縫がお勧めです。小さいサイズでも複数回に渡って切除することにより、皮膚に引き攣れなどの負担をかけることなく、自然で綺麗な仕上がりになります。
大きなサイズのタトゥー(刺青)を綺麗に消すには「皮膚組織伸展法」または「皮膚移植」がお勧めです。皮膚組織伸展法は施術場所が限られますが、比較的大きなサイズのタトゥー(刺青)にも適応した施術方法です。皮膚移植は非常に大きなサイズのタトゥー(刺青)にも適応した施術方法で、ある程度傷跡は残りますが、時間の経過とともに段々と目立たなくなります。
急いでタトゥー(刺青)を消したいのですが。
なるべく早くタトゥー(刺青)を消したいのでしたら、切縫がお勧めです。小さなサイズのタトゥー(刺青)でしたら、傷跡は1本の切開線しか残らず、しかも2~3ヶ月程度で傷跡は落ち着いてきます。
レーザー除去の場合は、タトゥー(刺青)を除去するというよりも「タトゥー(刺青)のあった部分にレーザーを当てて火傷状態にする」というイメージです。
最短でどのぐらいの早さで消せますか?
切縫(せっぽう)ならばタトゥー(刺青)を切除してしまいますので、タトゥー(刺青)自体は施術日に消えます(小さいサイズのタトゥーに限る)。約1週間後に抜糸をしたら、徐々に傷跡自体も目立たなくなっていきます。
肩から背中一面にかけて大きなタトゥー(刺青)が入っていますが、消せますか?
施術が複数回に渡りますので時間はかかりますが、切縫と皮膚移植で除去可能です。傷跡は残りますが、時間の経過とともに徐々にに目立たなくなります。
タバコの跡(根性焼き)は消せますか?
切縫(せっぽう)で綺麗に消すことが可能です。お気軽にご相談下さい。2回に分けた施術(分割切除術)をお勧めします。
タトゥー(刺青)修正のため、部分的に消したいのですが可能ですか?
タトゥー(刺青)の入っている部位やデザインにもよりますが、基本的には可能です。ただし施術後のタトゥー(刺青)デザイン修正は出来かねますのでご了承下さい。施術方法は医師のカウンセリングにてご相談下さい。
仕事や学校の合間に施術を受けることは可能ですか?
レーザー除去ならばダウンタイムが殆どありませんので、仕事や学校の合間に施術を受けていただいても大きな影響はありません。
切縫・皮膚移植の場合は、施術場所や傷跡の大きさにもよりますが、身体を動かすお仕事や部活は避けた方が良いでしょう。また、局所麻酔での施術ならば日帰りでの施術が可能ですが、全身麻酔の場合は術後管理のため、入院が必要です。詳しくは無料カウンセリングににてご相談下さい。
レーザー除去
レーザー除去が可能なタトゥー(刺青)を教えてください。
Qスイッチルビーレーザーは、薄めの黒色のタトゥー(刺青)に、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)は、カラフルなタトゥー(刺青)に適応します。どちらもワンポイント程度の小さめのタトゥー(刺青)にのみ適応しております。
QスイッチルビーレーザーとCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)の違いを教えて下さい。
Qスイッチルビーレーザーは、レーザー光を患部に当てることにより、タトゥー(刺青)の黒色に反応して色素を破壊します。患部はカサブタになり、剥離して徐々にタトゥー(刺青)が薄くなっていきます。
CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)は、レーザー光が患部の皮膚の水分に反応して熱が生じ、瞬間的に蒸散させて削り取ります。浅い部分に彫られたタトゥー(刺青)ならば1度の施術で除去可能です。患部はレーザー照射後1~2週間で皮膚が徐々に再生し、盛り上がってきます。
タトゥー(刺青)のレーザー除去は、完全に消えにくいと聞いています。
レーザーによるタトゥー(刺青)除去は、薄い色のタトゥー(刺青)に適応しています。色が濃いタトゥー(刺青)や、皮膚の深い部分に色が入っているタトゥー(刺青)ですと、複数回に渡っての治療となる上に、うっすらと跡が残る場合もあります。大塚美容形成外科では、患者様のタトゥー(刺青)がレーザー除去に適応しているかどうかを事前に医師が診察し、更にテスト照射を行っております。万が一レーザー除去が適応しなかった場合は、別の施術方法をご提案させて頂いております。
レーザー除去に向いていないタトゥー(刺青)はありますか?
濃い色・大きなサイズのタトゥー(刺青)はレーザー除去に向いていません。
濃い黒色のタトゥー(刺青)をレーザー除去したいのですが。
黒色のタトゥー(刺青)は、Qスイッチルビーレーザーでの除去が可能ですが、濃い色ですと施術回数が非常に多くなることが考えられます。また、多回数のレーザー治療により、皮膚の状態が変質してしまう可能性があります。
当院ではこういったリスクを避けるためにも、黒色の濃い色のタトゥー(刺青)消しには「切縫」または「皮膚移植」をお勧めしています。
レーザー除去ではどのぐらいの期間、通院しなければなりませんか?
Qスイッチルビーレーザー照射の間隔は最低でも2ヶ月間空ける必要がありますので、2回の施術ならば約4ヶ月の通院期間が必要です。CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)は、基本的に1回の治療で終了となりますが、深い部分に彫られたタトゥー(刺青)の場合は、複数回の施術が必要な場合があります。その場合は傷跡の様子を見ながら1ヶ月~3ヶ月の間隔を開けて再照射します。
以前、レーザー治療で患部がケロイドになったことがあるのですが…。
ケロイド体質の方にはレーザー除去は向いていません。他の治療法を検討した方が良いでしょう。まずは無料カウンセリングにお申込みの上、医師にご相談下さい。
切縫・皮膚移植
1回で除去できるタトゥー(刺青)の大きさはどのぐらいでしょうか?
比較的小さい3センチから5センチ程度のタトゥー(刺青)ならば、1回の切縫で切除可能です。
切縫の傷跡はどのぐらいで目立たなくなりますか?
切除するタトゥー(刺青)の大きさによっても変わりますが、切除後1ヶ月~半年は傷跡の赤みが見られる状態が続くとお考え下さい。
皮膚移植に使用する皮膚はどこから採取するのですか?
小さいサイズの皮膚は、耳の裏側や鼠径部(そけいぶ:太腿の付け根部分)などの目立たない部分から採取します。大きなサイズの皮膚は、お尻・大腿部などから採取します。
皮膚を採取した場所の傷跡はどうなりますか?
採取したあとはしばらく火傷の痕のようにパッチワークのような傷跡として残りますが、年月の経過とともに徐々に目立たなくなります。
施術後の注意点を教えてください。
切縫・皮膚移植の施術を受けたあとは、抜糸までは飲酒をお控え頂いております。傷口が安定するまでは、激しい運動・急激な動作・重い物を持つ・力を込めるなどの皮膚に負担のかかる動作も控えた方が良いでしょう。また、施術後約半年程度は患部の日焼けにご注意下さい。
施術後の痛みが気になります…。
切縫・皮膚移植の施術を受けたあとは、抜糸までは飲酒をお控え頂いております。傷口が安定するまでは、激しい運動・急激な動作・重い物を持つ・力を込めるなどの皮膚に負担のかかる動作も控えた方が良いでしょう。また、施術後約半年程度は患部の日焼けにご注意下さい。
入浴は何時から出来ますか?
シャワーは施術部位に水がかからないようにすれば、施術当日から可能です。入浴は抜糸後から可能となっております。