ニキビ・ニキビ跡 Q&A
トレチノイン治療
トレチノインの副作用が心配です。
トレチノインには強力なターンオーバー効果があり、塗布するとボロボロと皮が剥けたり、患部の赤みが目立つ場合があります。
極端な副作用が起きないようにするためにも、必ず医師の指示の通りに塗布して下さい。
ハイドロキノンは何故必要なのですか?
ハイドロキノンには、メラノサイトの働きを抑えてシミを抑制する効果があります。トレチノインには高いターンオーバー効果がある反面、炎症によるシミができやすくなるというリスクがありますので、ハイドロキノンを一緒に塗布してシミ対策を行います。
ただし、ハイドロキノンは日光に弱いという特性を持っていますので、日光を浴びる際には必ず日焼け止めを使用しなければなりません。
トレチノインを使用している間、メイクをしても大丈夫でしょうか?
肌に刺激を感じなければメイクをしていただいても問題ありません。ただし、トレチノイン治療中は、多少メイクの乗りが悪くなる場合があります。
エステに行っても大丈夫でしょうか?
トレチノイン治療中は、肌に強い刺激を与えることは避けた方が良いので、トレチノイン治療が終わって赤みや肌の剥けが見られなくなるまで控えて下さい。
通院が大変なので、半年分まとめて処方して頂きたいのですが可能ですか?
当院で処方しているトレチノインとハイドロキノンには、保存料などが含まれておらず、トレチノイン・ハイドロキノンともにの使用期限が1ヶ月程度と決まっております。ですから、まとめて処方ということは行っておりません
開封後の保存方法を教えて下さい。
内容物の劣化を防ぐために、なるべく中身に直接光が当たらないように注意し、きちんと蓋をしてから冷蔵庫で保管して下さい。
ケミカルピーリング
施術前に気をつけることはありますか?
ケミカルピーリングはお肌が傷んでいると受けることができません。前日または当日に、肌に刺激を与えるスクラブ洗顔や顔剃り・ワックス脱毛などは避けて下さい。また、患部に湿疹などの異常がある場合も受けることができない場合があります。
施術後に気をつけることはありますか?
ケミカルピーリングは紫外線から肌を守る「角質層」に薬品を塗布して剥がすことにより、美しい肌に導く治療です。角質層を剥がすと、一時的に紫外線が皮膚を通過し易い状態になりますので、毎日必ず日焼け止めを塗って肌を保護します。
また、ケミカルピーリングを受けることにより、一時的に肌の保湿力も低下しますので、肌に優しい保湿剤などでしっかりと保湿を行って下さい。
Vビームレーザー
施術後の効果は永久に続くのでしょうか?
肌の赤みの原因にもよりますが、場合によってはニキビが再び出来てしまったり、毛細血管が再度浮上し、赤ら顔に戻る可能性があります。
ですが、再発防止のために日々のスキンケアをきちんと行い、規則正しい生活を心がけることにより、再発のリスクを抑えることが可能です。
治療が終わるまで何回通えば良いですか?
患者様の症状に寄って回数は異なりますが、平均で約4~5回で治療完了となっています。ただし、赤ら顔や深いニキビ跡の治療には、平均よりも回数がかかります。
フラクショナルレーザー
何回施術を受けたら良いでしょうか?
患者様の患部の様子や肌質によって施術回数が変わります。フラクショナルレーザーは患部に照射することで皮膚にダメージを与えて皮膚を再生させますので、1回でも効果を実感して頂けますが、治療回数を重ねるほど、肌のキメが整い、ハリを実感して頂けます。
ダウンタイムはどのぐらいですか?
施術後1~2日程度、赤みやむくみ・肌のざらつきを感じることがあります。4日目以降、患部がカサブタになり、徐々に取れ始めます。施術後1週間程度で肌の触感がすべすべに変わっていきます。
CO2レーザー
痛みはありますか?
施術前に局所麻酔をしますので、施術中の痛みはありません。
ダウンタイムはどのぐらいですか?
ほとんどありませんが、治療した部位によっては、患部に赤みや内出血が見られる場合があります。
内服薬(ニキビ治療)
服用をやめたらニキビが再発しませんか?
一般的にアルダクトンもアクネトレントも、ニキビの再発率は非常に低いと言われています。ただし誤った保湿ケアを行ったり、不規則な生活習慣により、再発を来たす可能性はあります。
どうして日本では認可されていないのでしょうか?
アルダクトンもアクネトレントも、どちらの薬も副作用のリスクがあるため日本では認可されていません。ですが当院では医師の指導の元で服用しますので、副作用のリスクを最小限に抑えてニキビ治療を行って頂けます。