メスが不要で日帰りで手術可能となったプチ整形が増えてきました。特に埋没法による二重まぶた形成術は、数ある整形手術の中でも値段が比較的手頃なこともあり、若い人を中心に人気があります。
プチ整形は基本的に日帰りであることから、施術後、帰宅する際にメイクをしてから帰りたい女性も多くいることでしょう。では、実際に施術後のメイクは可能なのでしょうか。詳しく解説します。
メスを使わない施術の場合、施術直後にメイクはOKですか?
ヒアルロン酸やボトックスなど、注射のみの手術の場合で、腫れのみで痛みがない場合はメイクをしてもOKです。ただし施術箇所が強く腫れているだけでなく、痛みなどを伴う場合は炎症を起こしていることが考えられます。炎症を起こした状態でメイクをすると、炎症が悪化して色素沈着を起こす場合があります。痛みがある場合は放置せず、医師に相談しましょう。
埋没法の施術後では針孔が閉じるまで24時間かかるため、施術の翌々日の朝からメイクは可能です。
切開法による二重形成術など、メスを使用する施術の場合は、抜糸までは施術箇所のメイクをひかえるべきです。メスを入れた場所はいわゆる傷です。その上にメイクを施すと炎症を起こす可能性があります。
メスを使う施術、使わない施術にかかわらず、施術箇所以外のメイクは施術直後でも問題ありません。しかし、メイクオフの際はクレンジング剤が施術箇所に付着しないよう注意しましょう。
施術後、痛みや赤みが引くどころか悪化しています。メイクはNGですか?
施術後も赤みや痛みが続く場合、施術箇所が感染症にかかっていることが疑われます。このような場合にはすぐに病院へ行きましょう。
もちろん痛みや赤みのある施術箇所のメイクは厳禁です。感染症が悪化し、場合によっては炎症が引いたあとに跡となって残ってしまう場合が考えられます。
二重整形で腫れが目立ちます。アイメイクを濃くしてごまかしても大丈夫ですか?
腫れのみで痛みがない場合は問題ありません。腫れている間はアイメイクを濃くすることにより、二重の幅を狭く見せることが可能です。
ただ、アイメイクを濃くした場合は、メイクオフの際に少々大変かもしれません。アイメイクを落とそうと強く擦るのは肌への負担がかかり、色素沈着の原因となります。
また、クレンジング剤もアルコールや防腐剤など、皮膚への刺激が強い成分が含まれるものは避けましょう。
二重まぶた形成術を受けた方必見、まぶたの腫れが目立たないアイメイク
切開を伴う手術の場合、抜糸後、切開が伴わない手術の場合は2日後からメイクが可能です。しかし施術内容によりますが、施術後しばらくは腫れが残ります。特に二重まぶた形成術など、目元の施術を行った場合は、人の目につく部位ということもあり腫れが気になるものです。
そこで、腫れの目立たないメイク方法を紹介しましょう。
1. アイシャドウ
アイシャドウはベースカラーにホワイトやピンクなど、淡い色をのせると目元が明るくなり、腫れが目立たなくなります。逆にアイホールにブラウンなどの濃いカラーをべったりのせてしまうと、かえって腫れが目立ってしまいます。
2. アイライナー
アイライナーは目元をはっきりとした印象にするため、引いたほうがベターです。
アイラインをがっつり引くことに抵抗がある方は、ブラウンのアイライナーがおすすめです。ブラックよりも優しい印象に仕上がります。
3. マスカラ
ビューラーできちんとまつげをカールさせ、マスカラはきちんと塗ったほうがまぶたに意識が行きづらくなります。できればボリュームタイプのほうが、まつげの印象がより強くなるためおすすめです。
メイクOKといえども、まぶたはいつもより敏感になっています。ビューラーを使う際は、まぶたを挟まないように注意しましょう。またホットビューラーを使う際もいつも以上にやけどに注意してください。
4. その他のメイク
アイメイク以外のメイクを目立たせて、目元から視線をそらすという方法もあります。たとえばアイメイクはベージュやゴールド系でひかえめにし、代わりにリップを赤リップなど目立つ色にします。
すると、顔全体では唇に視線が行くため。目元の印象が薄くなりまぶたの腫れに気づかれにくいのです。
正しい知識を持って、肌に負担をかけないメイクを
施術後の腫れはどの美容整形手術でも起こります。腫れは一種の炎症ですから、いつも以上に気を遣い、大きな腫れが引くまではきちんと保冷剤などでクールダウンするなどの処置が必要です。
そうとはいえ、完全に腫れが引くまでノーメイクでいることも難しいものです。施術箇所にメイクをする場合は、肌への負担の少ないクレンジング剤で優しくクレンジングする、長時間のメイクはひかえるなどの注意が必要です。せっかくキレイになるために施術をしたのですから、正しいケアでより美しい自分を手に入れてください。
大塚美容形成外科では、
カウンセリングから医師が
患者様のお悩みに寄り添い
適切なご提案をさせていただきます。
コメント