二重整形後にコンタクトレンズは使用できる?注意すべきポイントも紹介

目もと・二重

二重整形を希望する方の中には、普段コンタクトレンズをしている人もいます。

そのような方にとって、二重整形後いつからコンタクトレンズをすることができるようになるのかは気になるところでしょう。

そこで、コンタクトレンズ利用者が二重整形を行う際に事前に知っておくべきことを紹介します。

ぜひ参考にしてください。

 

 

手術後しばらくはコンタクトレンズを使用しない方がいい

手術後しばらくはコンタクトレンズを使用しない方がいい

クリニックによっては、術後すぐにコンタクトの使用を許可しているところもあります。

しかし、コンタクトレンズを付けることによって雑菌が入り込み、腫れや痛みなどの症状が悪化してしまう恐れがあります。

少しでもリスクを避けたいのであれば、術後2~3日は使用しない方が良いでしょう。

ご自身で判断しにくい場合は、無理にコンタクトレンズを着けることはせず、施術を受けたクリニックに問い合わせてみましょう。

 

 

埋没法の場合は特に注意が必要

埋没法の場合は特に注意が必要

埋没法は、施術部位を刺激してしまうと糸が取れて一重に戻ってしまう可能性があります。

そのため、コンタクトレンズを装着する際まぶたを引っ張ったり強くおさえたりして、糸が取れてしまったというケースも少なくありません。

他にも、顔を洗ったりメイクを落としたりするタイミングも注意が必要です。

 

洗顔 当日から可能
シャワー・入浴 シャワー:当日可 入浴:1週間後から可
アイメイク 2日後から
コンタクトレンズ 手術当日の使用は避け、2~3日以降からにします。

※大塚美容形成外科公式サイトより
https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/eye/maibotsu/#cont05

 

コンタクトレンズを使う場合はソフトタイプを

コンタクトレンズを使う場合はソフトタイプを

コンタクトレンズを使う場合、ソフトの1dayタイプがおすすめです。

ハードタイプはレンズの柔軟性が少なく、まぶたの圧迫が強くなって埋没法で留めた糸が取れやすくなります。

また、ハードタイプはレンズのケアが不十分だと雑菌が繁殖して、目のトラブルを起こしやすいという難点があります。

 

コンタクトレンズを使用していると埋没法が取れやすい?

ダウンタイムがおさまってコンタクトレンズができるようになったものの、中には「コンタクトレンズを使っていると埋没法がとれやすいのでは?」と心配されている方もいらっしゃるでしょう。
まぶたを引っ張ってコンタクトレンズを着けたり外したりする方も多いと思います。
このことがまぶたが刺激され埋没法の糸を切ってしまったり緩めてしまったりする原因になります。

毎日のようにコンタクトレンズを使用されている場合、埋没法で作った二重ラインがすぐに薄くなったり取れたりするケースも少なくはありません。

ハードコンタクトレンズは、外す際に横にも引っ張るという動作も加わりますので、
さらに埋没法が取れやすいともいえます。

 

埋没後の施術後にコンタクトレンズを装着するときの注意点

それでは、コンタクトレンズを使用する際、埋没法で作った二重ラインをできるだけ長持ちさせるためにはどういったことに気をつけたら良いのでしょうか。以下のことに気をつけてみてください。

まぶたを引っぱらない

コンタクトレンズを着けたり外したりする際、上まぶたを引っ張ることで、埋没法で作った二重ラインが薄くなります。そのため、コンタクトレンズを着け外しするときは、なるべく上まぶたを引っ張らないようにしてください。下まぶたを引っ張る方法がおすすめです。

ハードコンタクトレンズを使う場合は、専用の取り外し器具(スポイト)を使うと目を横に引っ張らずに外すことができ、眼瞼下垂の予防にもなるので、使ってみるのもよいと思います。

レンズが薄いものが◎

レンズが厚いとまばたきの時にレンズの縁と結び目が引っかかって、埋没法による二重ラインが取れやすくなります。レンズの厚さ(CT)ができるだけ薄いコンタクトレンズを選ぶことで、まぶたへの負担も少なくなります。

 

コンタクトをつける時間を短くする

まばたきをする度にレンズと糸が摩擦するため、長時間のコンタクトの使用で糸やまぶたへの負担がかかり、
埋没法のラインが取れやすくなります。

負担をできるかぎり減らすため、メガネと併用したり、工夫してみましょう。

 

場合によっては切開法による二重整形も◎

場合によっては切開法による二重整形も◎

埋没法後のコンタクトレンズ使用の注意点について解説しましたが、レンズとまぶたに埋め込んだ糸との摩擦は減らすことができても完全には避けられません。

そのことからも、コンタクトレンズを毎日のように使用する人にとって、埋没法は一重に戻ってしまうリスクの高い施術法であるともいえます。

このことから、長い目でみるとまぶたを切って二重のラインを作る「切開法」で施術を行うほうが向いているケースも多いです。

ある程度の費用や、施術直後の腫れは埋没法よりも強く出るため覚悟しなければなりませんが、二重が取れる心配がなくなることは大きなメリットだといえるでしょう。

コンタクトレンズを使用している方が二重整形を希望する場合、カウンセリングで医師とよく相談した上で、施術を決めることをおすすめします。

 

埋没法を受けたいという場合は挙筋法がおすすめ

糸が取れてしまったり糸の結び目が接触して違和感が起きたりしやすい、といったデメリットがあるとはいえ、埋没法は気軽に受けることができて、ダウンタイムも少なく、また二重の幅などの修正もしやすいというメリットもあります。どうしても埋没法で受けたいという方もいるでしょう。

その場合は、埋没法の中でも挙筋法がおすすめです。

瞼裏の上部奥にある眼瞼挙筋という部位で糸を留める挙筋法であれば、コンタクトレンズによってまぶたが圧迫されても糸が当たらない位置にあるため、違和感が起きる可能性はかなり低くなります。

大塚美容形成外科では、主に固定力・持続性の高い瞼板法による手術を行っていますが、二重まぶたの施術に力を入れていますので、患者様のご希望や目の状態を医師が見極め、挙筋法も含めベストな施術法を提案いたします。またメリットはもちろん、デメリットについてもきちんと説明しております。

埋没法、切開法、当院オリジナルの二重術なども用意していますので、ご自身に合う施術法を選んでいただければ幸いです。

 

監修医情報
大塚美容形成外科・歯科 総院長 石井秀典

大塚美容形成外科・歯科 総院長
石井秀典(いしいひでのり)

経歴
2000年 帝京大学医学部 卒業/2000年
帝京大学医学部形成外科 入局
2005年 杏林大学病院 形成外科 入局
2006年 大塚美容形成外科 入局
2006年 医学博士号 学位取得
2022年 大塚美容形成外科 総院長就任
帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
資格・取得専門医
医学博士
日本形成外科学会専門医
日本美容外科学会専門医(JSAPS認定)
アラガン社ファカルティ(ボトックス・ヒアルロン酸注入指導医)
所属学会・団体
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本形成外科学会会員
国際形成外科学会会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
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