スキンブースター(ヒアルロン酸)とは
スキンブースターとは粒子の細かいヒアルロン酸を注入する方法です。使用するヒアルロン酸は「ビタールライト」といい、最も粒子の細かい最新のヒアルロン酸です。
非常にやわらかいため、頬全体や首、デコルテや手の甲など通常のヒアルロン酸ではなじみにくいデリケートな箇所にも注入することができます。
年齢とともにハリやツヤがなくなってしまった肌を劇的に若返らせます。また、ほうれい線やたるみ、毛穴も改善します。
スキンブースターの注入について
顔の場合は頬全体に下から放射状に0.01ccずつ注入していきます。Q-MED社製の安全性の高いビタールライトを使用するため、アレルギーテストは不要です。所要時間は20分ほどです。
当院では、患者様の状態に合わせて、注入位置や範囲・注入の深さなどを調整していますので、より高い効果を得ることができます。1回だけでも高い効果を得られますが、3回セットで(4週間おきに1回)受けることにより、自らのコラーゲンも増えるためさらに若く美しい肌を長期間維持することができます。
スキンブースター(ヒアルロン酸)
- 施術詳細(リスクと副作用)
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手術名
ヒアルロン酸注入
術式
注入方法…スキンブースター
費用
スキンブースター
1cc…¥60,000、2cc…¥100,000、1cc×3回…¥150,000、2cc×3回…¥250,000
リスク
感染症、注入した部位の皮膚の不整
副作用
1.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
2.針孔の赤み
ヒアルロン酸注入は注入部位に針を刺すので針孔が赤くなります。赤みは2~3日で消失します。
リスクと副作用に対する予防
皮膚の浅い部分にヒアルロン酸を注入すると内出血をおこす可能性があります。注入時と注入直後に圧迫止血を行うことにより内出血を抑えることができます。
針孔の赤みに対して
針を皮膚に刺すことにより炎症反応がおきるため皮膚が赤くなります。炎症反応を抑える目的で注入直後はステロイド含有軟こうを使用します。また、注入直後のアイシングも有効です。
注入時の痛みに対して
麻酔クリームにより針を刺す痛みを軽減することができます。注入する部位によってはブロック麻酔を使うこともできます。
感染症に対して
ヒアルロン酸注入による感染症は非常に少ないですが、万が一、感染症が起きた場合には抗生剤の内服治療を行います。
注入した部位の皮膚の不整に対して
皮膚の不整とは注入した部位の皮膚がミミズばれのように「でこぼこ」が出来てしまった状態です。皮膚の厚みに合わせて注入する深さ、使用するヒアルロン酸を調節することが必要です。
ドクターコメント
大塚院院長
石井 秀典 医学博士
「スキンブースター」は、粒子が小さく柔らかいヒアルロン酸「ビタールライト」を特殊な器具を使って注入するので手軽ですし、痛みもほとんどありません。即効性があるので翌日にはプルプル感を味わうことができます。
なお、今までのヒアルロン酸との一番の違いは、「注入する場所」。今までは「真皮と脂肪の間」に注入していたのですが、今回の「スキンブースター」は、粒子がとても小さいため「真皮の中」に注入することができます。
真皮の中にヒアルロン酸を注入することによって、真皮内の皮膚が伸び、細胞はダメージを受けているように感じ沢山のコラーゲン線維を作り出します。
大塚美容のこだわり
大塚院院長
石井秀典 医学博士
主な効果は「肌のはり」です。はりの改善とともに細かいしわや陥凹部の治療もできます。
従来のヒアルロン酸は粒子の大きさから皮膚の内部に注入するとデコボコするため皮膚の下に注入していました。スキンブースターで使用しているヒアルロン酸は粒子が細かく皮膚の内部に注入することができます。
ヒアルロン酸には給水力があるため水分を集め保持することができます。要するに皮膚の水分量が増えるため肌質が潤い、はりが出てきます。肌全体のはりが出てくるとリフトアップの効果もでてきます。
施術名 |
容量 |
回数 |
定価(税抜) |
スキンブースター(ヒアルロン酸) |
1ml |
1回 |
¥80,000 |
3回 |
¥200,000 |
※しわやたるみの程度により、注入量には個人差が生じます。
どんな場所に注入できますか?
スキンブースターに使用するヒアルロン酸は、ヒアルロン酸の中でも最も粒子が小さくソフトなため、目尻・デコルテ・首・手の甲などのデリケートな部位への注入に適しています。
注入後の持続期間は?
個人差はありますが、大体3ヵ月~6ヵ月です。