吸引法は、皮膚に5ミリ程度の穴を開けて吸引器を差し込み、ワキガの匂いの元となる汗腺を吸引するワキガ治療法です。
切開部分が小さいため、傷跡や色素沈着のリスクが低く、術後の見た目の問題について大変優れた施術です。
吸引法のメリットは、反転剪除法(切開法)に比べ、切開部分が小さくて済むため傷跡や色素沈着のリスクが低く、ダウンタイムが非常に短くすぐに普段の生活に戻れることです。
デメリットとしては、目視しながら直接ハサミでアポクリン腺を取り除く反転剪除法(切開法)と比べ、目視が不可能なため、取り残しが生じてしまうことです。
アポクリン腺の取り残しがあると、やはり反転剪除法よりは効果は薄くなり、再発の可能性も出てきます。
とはいえ、アポクリン腺は確実に減るので匂いは軽減します。
ワキガが軽減できれば良い、どうしても手術が怖いという方におすすめです。
所要時間 | 1時間 |
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ダウンタイム | 2~3日 |
腫れ・傷跡 | 傷跡は残りますが、もともとあるシワに隠れるので目立ちません。 |
施術の痛み | 局所麻酔を行うので痛みの心配はありません |
入院・通院 | 入院はなし・通院は3回 |
麻酔 | 局所麻酔 |
持続性 | 半永久的 |
シャワー・入浴 | 切開部分意外は当日から可能 湯船に浸かる入浴は術後1週間お控えください。 |
料金(税抜) | |||||
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吸引法 | ¥200,000 |
帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 21年