手術名
隆鼻術、ハンプ削り
術式
鼻プロテーゼ挿入術、鼻中隔軟骨切除及び鼻骨削り
術式詳細
鼻を高くする手術、鼻背部の隆起している部分(ハンプ)を取る手術
費用
鼻プロテーゼ挿入術
¥300,000
ハンプ削り
¥400,000
リスク
隆鼻術
感染症、皮下出血、希望の高さと違う、鼻変形、石灰化
ハンプ削り
感染症、皮下出血、鼻が太くなる
副作用
隆鼻術、ハンプ削り(共通)
1.術後の腫れ
大きな腫れは1週間程度、小さな腫れは1か月程度あります。腫れる部位は主に目の周りです。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。
術後の感染症に対する予防
鼻プロテーゼ挿入術
予防的投与として抗生剤を処方し、術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫れは主に目周りにおきます。腫れを軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています
ハンプ削り
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫れは主に目周りにおきます。腫れを軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。
隆鼻術の鼻変形に対する予防
変形とは挿入したプロテーゼが曲がってしまい鼻が曲がってみえる症状です。プロテーゼが曲がってしまう原因は、ご本人の骨の形とプロテーゼの形が合っていないことと、プロテーゼが骨膜で固定されていない状態などです。当院では患者さまごとにプロテーゼを削り骨の形に合うようにしています。プロテーゼを挿入する際には骨膜の下を剥離して骨膜下にプロテーゼを挿入しています。また、術後はプロテーゼがずれないようにしっかりと圧迫しています。
隆鼻術が希望の高さと違う場合
当院では術前に十分なカウンセリングを、手術を担当する医師が行うため希望に近づけられるよう配慮はしておりますが、それでも万が一、希望と違う場合にはプロテーゼの入れ替えを行います。
隆鼻術の石灰化に対する予防
プロテーゼを挿入してから20年ほど経過するとプロテーゼの周りに石灰化を生じる可能性があります。もしも、石灰化が生じた場合には外科的に切除することができます。
ハンプ削りの鼻が太くなることに対する予防
ハンプの程度によりますが、隆起している部分を平らに削るので削る量によっては鼻が太く見えてしまう可能性があります。太くなる可能性がある場合には同時に鼻骨骨切り術を受けることをお勧めします。